マキシマリストの夫が断捨離を始めた、自主的に??
喫茶店のマッチ、出張で行ったビジネスホテルのマッチの山

40年以上も前からのコレクション
夫が整理をしながら、一つのマッチを見つけて
高校時代に親友と喫茶店に入った時のエピソードを話し始めた。
当時の喫茶店は高校生が入るような場所ではなかった。
夫と親友は緊張気味で入店、ウェイトレスが「いらっしゃいませ」と声をかけた。
二人は席に座ったものの、メニューを見る余裕はない。
コーヒーを二つ注文した。
コーヒーが来るまで何気なくテーブルの上を見ていたら、
ガラスの容器に、茶色で透明な飴玉みたいな物が目に入る。
容器の蓋を開け、2、3粒舐めてみた。二人とも顔を見合わせ
「あま〜い」さすが有名な喫茶店、サービスいいね!
そうこうしているうちに、ウェイトレスがコーヒーを銀のトレイにのせ
「お待たせしました。どうぞ」とテーブルの上に置いた。
親友がそのウェイトレスに言った。
「すみません。角砂糖ありますか?」
「砂糖でしたら、こちらです。」と先ほどの透明な容器を指さした。
田舎暮らしの高校生の物語でした。
この調子だと夫の断捨離は10年以上もかかりそうです。